京人形制作工程


1 桐の木などを彫刻し原型を作る一一桐の木を使うのはヤニが出にくく胡粉との相性が良いからです。
2 下塗り胡粉(2回塗る)一一胡粉を膠(ニカワ)液で溶く。
3 和紙を下貼りする一一木は乾燥などでヒズミが出来るのでそれを防ぐために和紙を貼る。
4 下塗り胡粉(2回塗る)
5 置き上げ一一胡粉で目、鼻、耳などを盛り上げる。
6 中塗り胡粉(8回〜12回塗る)
7 サラへ一一彫刻刀で目、鼻、耳などを彫り出す
8 荒磨き一一鮫(サメ)皮やペーパーなどで磨く
9 湯ぶき一一熱い湯をひたした裂で表面をふき、ペーパーキズや泡を消す。
10 細磨き一一木賊(とくさ)やペーパーなどで磨く
11 上塗り胡粉(6〜8回塗る)
12 衣裳を木目込む線を彫る
13 衣裳をつける
14 開眼一一目、眉毛(まゆげ)、口などを描く



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